万年筆

〈レビュー〉ラミーサファリの書き味は?サイズや使い心地についても!

⑨筆記時(キャップなし)

グリップ部が三角形になっており、自然と正しい持ち方になります。
筆記時も手の疲れはほとんど感じることがありません。
また非常に軽いため、長時間の筆記でも疲れることはありません。

キャップは勘合式になっておりすぐ書きたい時などはすばやく取り外すことができます。
またキャップと本体の収まりは緩すぎないので胸ポケットに入れてて知らぬ間にキャップが
本体から抜けてしまっているということはありません。

⑩筆記時(キャップあり)

あくまで私の私見ですが、サファリはキャップを後ろにつけないで設計をされていると思います。
理由はグリップ部を握って筆記をすると重心が後ろすぎてかなり筆記がしにくいということです。そもそもこの万年筆はグリップ部を持って筆記することを想定されており、それ以外をもって筆記することは考えられていないと思います。
胴軸にはインク窓もありそこをもって筆記をすると書きにくいことこの上ないです。
と考えるとやはりキャップは後ろに挿すべきではないと思います。

⑪筆記感
サファリはEFニブでもカリカリ感は当然ありますが、とんでもなく硬い印象はなく、EFの中でもスムーズな筆記ができるといった印象です。
感覚的に言えばシャーペンに近い筆記感です。
またEFニブの中でも少し線は太目かなという印象です。
〇印は垂直に立てて筆記をしていますが、インクが擦れたりはしていません。
これはペン先のスリットからインクが問題なくフローされているということになります。
一般的に細字になるほどカリカリ感は増し、擦れも出やすくなりますが、サファリは擦れで言えば全く問題なく筆記することができます。

※使用ノート:満寿屋 MONOKAKI 品番 N2 字幅9mm

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