サファリは子供の教育用に開発された?
ラミーはドイツのメーカーです。
ドイツや近隣諸国では古くから鉛筆やボールペンを持つ前にペンの握り方や書き方を
覚えるために万年筆を使用してきたそうです。
当然テストなども万年筆で回答をするので、日本のように間違えたら消しゴムで消して
書き直すということができず、何度も書き直すことができません。
そうやってドイツなどでは幼いころより万年筆に親しんでいきます。
その為、万年筆は幼いころから身近にあり、格式が高い筆記具としての認識はあまりないようです。
(日本では若い人が万年筆を持っていると物珍しそうにみられますね。)
ドイツではラミーのほかにペリカンというメーカーも有名で、子供用の万年筆としては
ペリカンかラミーが主に使われているようです。
ラミーのサファリが登場したのは1980年になります。
サファリはほかの子供用万年筆に比べ非常にデザイン性があり、色の種類も豊富、かつ書きやすいです。
その為、登場以来サファリはとても人気の高い筆記具として確固たる地位を築いています。
書きやすさという点では、子供が握り方や書き方を覚えるために設計されているので容易に理解することができます。
実際ラミーのグリップ部は人間工学に基づいて三角形の形状になっておりとても握りやすい形状になっています。
また軸素材もABS樹脂という丈夫かつ軽量な素材でできているので、子供でも使いやすく激しく使っても壊れにくくなっています。
ちなみにこのABS樹脂はレゴブロックと同じ素材になります。
そう思うとなんだか親しみが持てますね。