万年筆

セーラー万年筆プロフェッショナルギアを徹底レビュー!書き味とサイズまとめ

デザインについて

|絶妙なサイズ感は何とも言えない魅力
一般的な万年筆のデザインと言えば、頭とお尻が丸みを帯びているいわゆる王道デザインをイメージしますが、プロフェッショナルギアはその丸みをそぎ落としたデザインとなっています。その為、サイズ感が一般的な万年筆に比べると短めになっています。かと言って、ミニペン程は短くないので短くて持ちにくいといったことはまずありません。また同軸も約13mmと程よい太さがあるのでグリップ性はとても良いです。この何とも言えないサイズ感はプロフェッショナルギアにしか出せず、最大の魅力でもあると思います。

|高級感のある装飾が所有欲を駆り立てる
プロフェッショナルギアの軸素材はアクリル樹脂で出来ているので、色味に非常に艶があり光輝いて見えます。そこに金色でボリュームのあるキャップリングやクリップ部、尻軸部にも若干太めのリングが装飾がされており万年筆全体に華やかさを醸し出しています。
また、天冠部分にはセーラー万年筆のシンボルマークである錨マークがついています。
やはり天冠部分に装飾がされているとこだわりのある万年筆という感じがして非常に高級感があり所有欲を駆り立ててくれます。








重さについて

|程よい重量感
持った時の感じは、「あっ、結構重量感あるな」という感じです。見た目的には軽そうだけど持ってみると程よい重量感を感じる意外性があります。また重心はペン先寄りになるのでペン先側に重さを感じます。キャップを外し紙にペン先を持っていくとペン先の重さで自然にストンと紙の上にペン先が置かれる感じです。そして力を入れなくても紙の上でペン先が流れるように動いてくれる感覚を感じることが出来ます。これは非常に手の負担が少なくて楽に筆記することが出来ます。

|キャップを尻軸に挿しても重心は中心寄り
よく筆記時にキャップを後ろに挿して使うと尻軸側が重くなり重心も尻軸寄りになるので書きにくくなったり、持つ位置を変えたり、角度を変えたりという調整をしなければいけないことがあります。そうなると普段の書き方と違う書き方になるので疲れやすくなります。しかし、プロフェッショナルギアはキャップを尻軸に挿すと重心の位置こそ中心寄りにはなりますが、後ろ側へ倒れるような重さは感じないので、いつも通りの筆記位置や角度で書くことが出来ます。つまり書き方に変化が起こりにくくキャップをしてもしなくてもどちらでも使いやすいと言えます。

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