金ペンの入門にして傑作
万年筆の醍醐味は金ペンの滑らかな書き味にあると思います。
しかし、当然金を使っているのでおのずと価格は高めになります。
特に海外ブランドの金ペンにもなると3万円からというのが主流になってくるのでなかなか手が出しにくいものでもあります。
しかしカスタム74のペン先は14金にもかかわらず１万円程で手に入れることができます。
金ペンには14金・18金・21金と3種類あります。
当然18金と21金は金の含有量が多くなるのでその分柔らかさはありますが、
必ずしも書きやすさには比例しません。
現代人（特に若い世代）はボールペンでの強い筆圧に慣れているため、柔らかい18金や21金で書こうとすると逆に柔らかすぎて書きにくいことがあります。
なので柔らかすぎず硬すぎない14金は金ペンの入門にとってはうってつけなのです。
つまり万年筆の醍醐味である金ペンを1万円で楽しむことができるカスタム74は金ペンの入門にして傑作なのです。
プレゼント用としても最適！
プレゼント用として万年筆を選ばれるときのポイントは、
①デザイン
②価格
③書き味
上記の3点が最もポイントになってくると思います。
凝ったデザインのものは好みがわかれるし、高級過ぎても気が引ける。そして、書き味が合わなければ使ってもらえず、ずっと引き出しの中にしまわれるかもしれません。
2万円～3万円出すことが出来ればもっといい万年筆で選択種は増えてきますが、
なかなかそこまでは出せないし、なにより失敗できないです。
まして「高い＝書きやすい」とも限りません。
では、カスタム７４はどうかというと、
まずデザイン性は可もなく不可もなく男女どちらでも使いやすいシンプルなデザインです。
ボディは細身でペン自体の重量も軽く長時間筆記をしても疲れにくいです。
またカラー展開も黒、赤、青、緑、透明と多く、様々な人に対応できると思います。
価格は本格的な14金ペン先にも関わらず1万円で手に入れることができます。
1万円程度でしたらプレゼントとして無理なく出せる許容範囲ではないでしょうか？
また1万円で金ペンで本格的な万年筆となるとカスタム７４しかありません。
そして書き味は文句なしに書きやすいです。
筆者自身もいろいろなペン先を書いてきましたが、カスタム７４の書き味は
ペン先の硬さやインクの出がちょうどよく、まさに誰もが書きやすいペン先であると思います。
カスタム７４の14金ペン先は軟かすぎず、硬すぎず、ボールペンの筆記に慣れている世代にとってはちょうどいい硬さです。またスチールペン先のようなカリカリ感や引っ掛かり感もあまりなくスムーズに筆記することが出来ます。まさにストレスフリーの書き心地です。
