スーベレーンM600の書き味は?
さて気になる書き味ですが、
ペン先は14金ですが、筆記時に若干の硬さは感じます。なので安定感はあります。
その安定感とインクフローの良さで筆記感はスラスラ~と書くことができるので非常に気持ちいいです。
よくペリカンの万年筆は筆記時の感覚がヌラヌラという表現をされますが、
まさにその表現がぴったりなのかなと思います。なんとも言えない感覚です。
(※紙質によって筆記時の指先の感覚は違うので一概に言えませんが。)
縦横にペン先を走らせても引っ掛かりはほどんどなくスムーズな書き味です。
さてペリカンはドイツのメーカーなので前提はアルファベットを書く用に設計されています。なので日本語(特に漢字)を書いているときはなんだかしっくりとこないです。
私が思うに、日本語を書く時とアルファベットを書く時では若干万年筆の持ち方が変わります。日本語は万年筆をやや立てて書くのに対し、アルファベットは寝かし気味で書きます。
この時にペン先と紙の接触する角度も変わるので書き味が若干変わるのではないかと思います。
またペンポイントの大きさも外国メーカーと国内メーカーで違い、外国メーカーのほうがに
大きいです。同じ字幅でも外国製のほうが太くなります。
ボールペンでも日本ではFサイズ(0.5㎜)が主流ですが、海外はMサイズ(0.7㎜)になります。
なのできれいな字で日本語を書きたいときはは国内メーカーの万年筆を使用するほうが良いと思います!